液状化現象

 北海道胆振東部地震による影響で止まっていた火力発電所もようやく復旧し、節電要請も解除されたとのこと。本格的に寒くなる前に復旧できて本当によかったです。こういうときにオール電化の脆さが露呈しますが、オール電化のメリットデメリットについてはまた近いうちにお話しするとして、今日は液状化現象についてお話しします。

 液状化現象とは地震の揺れで地下水と土壌が分離して急激に地盤沈下を起こしてしまうこと。東日本大震災のときにも多発しましたが、液状化現象というと埋め立て地で多く発生するものというイメージがあるかと思います。しかし今回の北海道胆振東部地震では札幌市清田区里塚という内陸の町で発生しました。

 テレビ報道によると札幌市清田区里塚は丘陵地を造成してつくられた町で、もともとは谷あいだった部分に盛り土をして開発されたとのこと。さらに盛り土に使われた土が火山灰を多く含んでおり、タイミングが悪いことに地震の前に北海道を通過した台風20号がもたらした大量の雨が液状化現象を引き起こしたと考えられています。

 今回液状化が発生した札幌市清田区里塚周辺は液体化の危険度を示すハザードマップで液状化発生の可能性が高いエリアと警告されています。タイミングが悪かったのは確かですが、もともと液状化現象が起こると予測されていた地域でもあるのです。今回の地震で、液状化現象は埋め立て地特有の問題ではなく、内陸部でも地質によっては発生しうる災害であると分かったのです。

 今、不動産を探している方はハザードマップも一度チェックしてみてください。自治体が公表しているハザードマップには地震の震度予想、浸水予測、津波予測のほかに液状化予測もあります。内陸部だからと油断せずに一通りのチェックをお勧めします。ハザードマップは自治体のホームページから取得できますが、弊社でもお渡ししておりますのでお声かけください。

 避難所が近くにあることも災害時の安心材料の一つではありますが、何よりも自宅が安全な場所であることが一番です。弊社では地盤のことも含めてトータルの安全をご提案しています。ぜひ弊社にお声かけください。